マイナーカレンシー
読み方: | まいなーかれんしー |
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分類: | 通貨区分 |
マイナーカレンシーは、「マイナー通貨」とも呼ばれ、限れらた地域(ローカル市場)で取引される通貨で、取引参加者が少なく、取引量も少ない通貨をいいます。一方で、これに対して、国際的な市場で取引される通貨で、取引参加者も取引量も多い通貨を「メジャーカレンシー」と言います。
一般に外国為替市場には「メジャーカレンシー」と「マイナーカレンシー」という区分があり、その区分の判断の元になるのは、リクイディティ(流動性)がある(高い)かどうかで、基本的に米ドルやユーロ、日本円、英ポンド、スイスフランなどのメジャーカレンシー以外は全てマイナーカレンシーとなります。
◎メジャーカレンシーでは、市場の流動性において、ほとんど問題はなく、安心して取引できる。
◎マイナーカレンシーでは、市場の流動性だけでなく、通貨によっては、制度面や信用面で問題が発生するリスクもある。
なお、外国為替証拠金取引では、多様な通貨ペアが用意されていますが、メジャーカレンシーとして流動性の高い通貨ペアは、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、スイスフランを組み合わせたものだけで、高金利で人気のあるNZドル/円や南アランド/円、トルコリラ/円などは、世界的に見れば流動性が低いのでご注意ください。