オーバーシューティング・モデル

オーバーシューティング・モデルは、「ドーンブッシュ・モデル」とも呼ばれ、変動相場制において、為替レートの目標着弾点（市場均衡点）を誤って行き過ぎてしまうことを説明するモデルをいいます。

また、本モデルの市場均衡点については、購買力平価に見合った為替レートの水準を目標点とする考え方と、経済システムに外的ショックが加わった際に、為替レートが最終的に行き着く長期均衡を目標点とする考え方とがあります。

◎オーバーシューティング・モデルは、為替レートが短期的に目標着弾点（市場均衡点）から大幅に乖離する現象を説明する際に使われる。

◎オーバーシューティングとは、変動相場制において、短期的に為替レートが市場均衡点から大きく乖離してしまう現象をいう。