ロールアップ

ロールアップ（Roll Up）は、オプション取引において、既存のオプションのポジションを手仕舞いし、権利行使価格が高いオプションでポジションを新たに持つことをいいます。

例えば、大阪取引所の日経225オプションで、権利行使価格が24,000円のコールオプションを売っていて、価格が上昇したため、そのオプションを手仕舞いし、権利行使価格が25,000円のコールオプションを新たに売るといったケースなどが挙げられます。

なお、オプション取引とは、デリバティブの一つで、通貨や株式、金利、債券、商品などの原資産について、将来の一定の期日（期間内）に一定の数量を、その時の市場価格に関係なく、予め決められた特定の価格で買う権利、または売る権利を売買する取引をいいます。