日経平均・配当指数先物

日経平均・配当指数先物は、大阪取引所に上場する、日経平均・配当指数を原資産とする先物取引をいいます（2010年7月26日に取引開始）。

日経平均・配当指数とは、日本経済新聞社が算出・公表する、日経平均株価の構成銘柄を特定の年の1月から12月まで保有した場合に受け取ることのできる配当金を、日経平均株価の水準に調整した上で積み上げて算出される配当指数をいいます。

一般に日経平均・配当指数先物を取引することにより、株価変動に伴う損益を気にすることなく、配当部分のみに対して投資することができ、また保有する株式ポートフォリオにおいて、受け取り予定である配当額の変動リスクをヘッジすることができます。

さらに、本先物の価格と日経平均株価を比較することで、市場が予想する将来の配当利回りの指標とすることもできます。

●限月取引

12月限月のみの8限月取引制（8年3カ月、1月から3月までの間は9限月取引）

●取引単位

日経平均・配当指数×1,000円

●取引最終日

各限月の翌年の3月末日に終了する取引日（休業日に当たる時は、順次繰り上げる）

●SQ日

取引最終日の翌営業日