バランスファンド

バランスファンドは、「バランス型ファンド」とも呼ばれ、投資対象として、株式や債券など異なる資産を組み合わせて運用するファンドをいいます。

一つの資産に偏ることなく、異なる複数の資産にバランス良く投資するもので、通常、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式の４種類の資産に分散投資するポートフォリオを構築することが多く、これに国内外のREIT（不動産投資信託）などが加わることもあります。

一般にバランスファンドは、アセットアロケーション理論に基づいた運用方法のため、アセットアロケーション（資産配分）を維持することで、長期間で安定した成績を上げることを目指しています。

◎リスクとリターンの程度により、ローリスク・ローリターン型、ミドルリスク・ミドルリターン型、ハイリスク・ハイリターン型などに分類される。

◎値動きの異なる複数の資産を組み合わせて運用するため、全体としての資産価値の変動は安定的とされる一方で、ファンドによってリスク特性が異なるため、運用方針等は事前に確認する必要がある。