投信販売格付け
読み方: | とうしんはんばいかくづけ |
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分類: | 投信購入 |
投信販売格付けは、正確には、格付投資情報センター(R&I)が提供する、顧客本位の投信販売会社評価をいいます。これは、銀行や証券会社などが投資信託の販売において「顧客本位の業務運営」を行っているか、その取組方針や取組状況を依頼に基づき、R&Iが中立的な第三者の立場から調査・評価するものです。
長年、投資信託の販売では、金融機関が販売手数料を稼ぐために、顧客に回転売買を促す営業姿勢が問題視されてきました。そういった背景の中、金融庁が金融機関に「顧客本位の業務運営」を求めているのを踏まえ、R&Iでは、個人投資家が投信販売会社を選ぶ際に、本評価を参考指標として利用することを想定しています。
なお、R&Iの投信販売格付け(投信FD)は、銀行や証券会社などの投信販売会社からの評価依頼に基づいて行われ、現在、評価結果を5段階(SS、S、A、B、C)で評価し、SSが最上位、Cが最下位の評価符号となっています。
※SとAについては、上位評価に近いものにプラスの表示をし、それぞれS+、A+と表示することがある。