北戴河会議
読み方: | ほくたいがかいぎ |
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分類: | 中国 |
北戴河会議は、中華人民共和国において、毎年夏、中国共産党の指導部が長老らと重要事項を話し合う非公式の会議をいいます。
河北省北東部の渤海に面する避暑地である北戴河で開くことに由来するもので、その昔、避暑と休養を兼ねて同地を訪れていた毛沢東氏のもとに党幹部らが集まるようになったのが起源だそうです。
一般に北戴河会議では、党大会で党内の対立が露呈するのを避けるために、党幹部や長老、軍高官らの間で事前調整が行われ、指導部人事や重要議案などの内容がほぼ固まるとされています。
なお、中国メディアが本会議の開催の事実を報道することはなく、また会期や参加者なども明確にされることはありません。