国際金融ハブ
読み方: | こくさいきんゆうはぶ |
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分類: | 国際金融 |
国際金融ハブは、世界的な金融の中心地のことをいいます。特に明確な定義はありませんが、欧州・北米・アジアで中核となる「国際金融センター」と言ってもよいかもしれません。
現在、世界には、ロンドン、フランクフルト、パリ、ニューヨーク、東京、上海、香港、シンガポールなどの国際金融センターがありますが、「国際金融ハブ」と言った場合、欧州はロンドン、北米はニューヨーク、アジアは香港と認識されることが多く、東京は国際金融ハブにはなれていません。
2020年に中国が香港国家安全維持法を施行し、香港に高度な自治を認めた「一国二制度」が根本から揺らぎ、今後、香港のアジアでの位置づけが不透明となる中、日本(東京)が国際金融ハブになれるかどうは、税制面や人材面、拠点誘致、規制緩和、フィンテックなどが大きなカギとなります。