ボベスパ指数

ボベスパ指数は、ブラジル連邦共和国のサンパウロ証券・商品・先物取引所（BM&F Bovespa）に上場する、最も流動性の高い銘柄で構成された配当込みのトータルリターン指数をいいます。

中南米最大のブラジル株式市場の代表的な株価指数で、浮動株調整済時価総額加重平均方式を採用し、1968年2月1日を基準日とし、その日の指数値を基準値100として算出されます（組入銘柄は取引回数と取引金額などを基準に選定）。

一般にブラジルは、世界の中で台頭する新興大国の一つで、広大な国土と多大な人口、豊富な天然資源、航空機・自動車・鉄鋼等の工業生産、世界的な農産物生産など、中長期的に資源・工業・農業の面でバランスの取れた高い経済成長が予測されており、投資対象国として世界的に注目されています。

現在、日本において、ブラジル株への簡単な投資を考えた場合、投資信託の「ブラジル株ファンド」と、ETF（上場投信）の「NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信」の二つがあります。