日経平均リスクコントロール・インデックス

読み方: にっけいへいきんりすくこんとろーるいんでっくす
英語: Nikkei 225 Risk Control Index
分類: 株価指数(日本)/日経平均

日経平均リスクコントロール・インデックスは、日経平均ストラテジー・インデックス・シリーズの一つで、日本経済新聞社が算出・公表する、日経平均株価よりも収益のブレを低く抑えるストラテジー指数をいいます(算出開始は2011年6月6日、2001年12月28日の値を10000として算出)。

日経平均を対象に、日経平均よりもボラティリティー(変動率)を低く抑え、一定の水準内に収まるようにコントロールした指数で、日経平均よりも変動率が安定した運用を求める(急激な相場変動の影響をできるだけ小さくし、株式の安定運用を行いたい)投資家ニーズに対応したものとなっています。

具体的には、市場参加者が予想する日経平均のボラティリティ(変動率)を示す日経平均ボラティリティー・インデックス指数(日経平均VI)を使って算出され、過去20営業日の日経平均VIの最大値が15%を上回ると、指数の変動率を引き下げて値動きが緩やかになるように調整されています。

◎日経平均リスクコントロール・インデックスは、株式相場の変動に応じて現金の保有比率を適宜調整し、日経平均よりも収益のブレを低く抑える投資戦略の収益を表している。

◎過去の経験則では、株価下落時に日経平均VIが上昇する傾向があり、この上昇に伴って、日経平均リスクコントロール・インデックスの変動率が引き下げられるため、本指数の下落は日経平均に比べて小幅にとどまる。

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