成行注文
読み方: | なりゆきちゅうもん |
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英語: | Market order |
分類: | 注文方法 |
成行注文は、「プライス注文」や「マーケット注文」とも呼ばれ、売買価格を指定せず、銘柄と数量のみを指定して注文を出すことをいいます。これは、新規注文や決済注文の際に取引のタイミングを重視し、すぐに約定したい時に活用する注文方法で、またタイミングによっては、提示されたレートと異なるレートで約定することがあるので注意が必要です。
一方で、成行注文とは異なり、現在提示されている実勢価格(レート)より安い価格で買う、または高い価格で売るといった、売買価格を指定して注文を出すことを「指値注文」と言います。
目次:コンテンツ構成
成行注文の仕組みと特色
成行注文は、マーケットにおいて、現在提示されている実勢価格(レート)で取引され、指値注文に優先して売買が成立します。
そのため、成立(約定)しやすいというメリットがある一方で、相場変動が大きい時には、予想外に高く買ったり、安く売れてしまうというデメリットがあります。
FXの実勢レートの注文
外国為替証拠金取引(FX)において、FX会社によっては、成行注文の他に、リアルプライス注文やプライス注文を用意しているところがあり、主な違いは以下のとおりです。
|成行注文|
注文を出して、FX会社に注文情報が到着した時点のレートで約定する注文方法。
|リアルプライス注文|
刻々と変動するリアルタイム取引レートを見ながら出す注文方法。
|プライス注文|
提示レートが数秒間固定され、その表示時間内であれば、提示レートで確実に約定できる注文方法。