逆指値注文
読み方: | ぎゃくさしねちゅうもん |
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英語: | Stop order |
分類: | 注文方法 |
逆指値注文は、「ストップ注文」とも呼ばれ、指値注文(リミット注)とは逆の注文方法です。これは、現在提示されている実勢価格(レート)ではなく、"ある価格以下になったら売る"、または"ある価格以上になったら買う"といった売買注文を出すことをいいます。
一般に逆指値注文は、決済注文や新規注文の際に、ストップロス(損切り注文)、プロフィットテイク(利食い注文)、レンジブレイク(レンジ相場後の注文)の3つの用途で活用することが多いです。
目次:コンテンツ構成
逆指値注文のストップロス
逆指値注文のストップロス(損切り注文)は、取引で大きな損失を負わないためにリスク管理(損失の限定)として活用します。
例えば、ドルロング(ドル買い/円売り)で、買い値が1ドル=120.000円、現在値が1ドル=119.500円の時、損切りレートを1ドル=118.500円と設定する場合に逆指値注文を活用します。
逆指値注文のプロフィットテイク
逆指値注文のプロフィットテイク(利食い注文)は、相場が予想通りに動かなくても、着実に利益を確定したい場合に活用します。
例えば、ドルロング(ドル買い/円売り)で、買い値が1ドル=120.000円、現在値が1ドル=122.500円の時、もうしばらく円安が進むのではないかと様子を見つつ、万一、円高に振れても1ドル=122.000円で利益を確定したい場合に逆指値注文を活用します。
逆指値注文のレンジブレイク
マーケットにおいて、レンジ相場を抜けると、抜けた方向にレートが一気に進み、新たなトレンドを形成することがあります。
例えば、現在値が1ドル=121.000円、直近のレンジが1ドル=120.000~122.500円の時、レンジブレイク(レンジ相場後の注文)として、1ドル=123.000円で新たな円安の勢いに乗りたい場合に逆指値注文を活用します。