ファンダメンタル分析

読み方: ふぁんだめんたるぶんせき
分類: 分析

ファンダメンタル分析(ファンダメンタルズ分析)は、国や地域の経済活動等の状況を示す基礎的な要因をもとに分析することをいいます。

具体的には、景気や雇用、物価、消費、貿易、地政学リスクなど、経済の根幹となる諸要素(基礎的条件)の変化に注目して、それがマーケット(相場)にどのような影響を及ぼすかという視点から、将来の相場動向を予測するものです。

また、上記以外に、株式投資においては、企業の財務情報を活用して、株式の本質的価値を評価し、将来の価格に影響を与える可能性がある要因を分析する手法を指すこともあります。

ファンダメンタル分析のポイント

株式や債券、外国為替などのマーケットでは、自国の経済指標や金融政策などのほかに、世界最大の経済大国である米国の経済指標や金融政策などが特に注目されています。

通常、これらの発表のスケジュールは予め決まっているので、重要なイベントがある時は、市場の反応を見逃さないようにすることが大切です。

ファンダメンタル分析で必要なもの

・金融政策や為替政策の最新情報
・経済指標のデータ(予測、実績)
・最新の世界情勢(各種ニュース)
・経済や各国の基本知識

ファンダメンタル分析の視点

・短期では「材料」に対する投機取引の反応を分析
・中長期では「材料」に対する実体経済の影響を分析
・現在のトレンドを形成している「材料」を把握
・次のトレンドを生み出す「材料」を予想

ファンダメンタル分析のメリットとデメリット

ファンダメンタル分析は、相場の大きな流れを把握するには有効ですが、一方で売買のタイミングを把握するには弱点があり、これを補完するのにテクニカル分析が有効です。

主なメリット

・各国の経済について客観的な把握に有効
・世界経済や世界情勢の見通しに有効
・大きなサプライズにマーケット(相場)は大きく反応

主なデメリット

・経済指標は実態経済と比べてかなり遅れる
・日々の値動きとの相関性は非常に曖昧
・個人投資家は金融のプロには情報面でかなわない