公衆縦覧
読み方: | こうしゅうじゅうらん |
---|---|
英語: | Public inspection |
分類: | 書類・情報 |
公衆縦覧は、「公衆の縦覧」とも呼ばれ、主に役所や取引所などで使われる用語で、特定の法律関係における当事者以外の社会一般の人々が、対象となる書類等を誰でも自由に見られることをいいます。
現在、金融商品取引法のディスクロージャー制度では、有価証券の発行・流通市場において、一般投資者が十分に投資判断を行うことができるような資料を提供するため、有価証券届出書を始めとする各種開示書類の提出を有価証券の発行者等に義務づけ、これらを公衆縦覧に供することにより、有価証券の発行者の事業内容や財務内容などを正確・公平・適時に開示するとしています。
また、有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システムである「EDINET」では、インターネットを利用して、以下の書類を24時間閲覧することができます。
<EDINETの公衆縦覧の対象>
有価証券届出書、発行登録書、発行登録追補書類、有価証券報告書、有価証券報告書に係る確認書、内部統制報告書、四半期報告書、半期報告書、四半期報告書及び半期報告書に係る確認書、臨時報告書、親会社等状況報告書、自己株券買付状況報告書、公開買付届出書、公開買付撤回届出書、公開買付報告書、意見表明報告書、対質問回答報告書、大量保有報告書