EDINET(エディネット)
読み方: | えでぃねっと |
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分類: | システム |
EDINET(エディネット)は、"Electronic Disclosure for Investors' NETwork"の略で、金融商品取引法に基づく、有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システムをいいます。
金融庁が所管するもので、有価証券報告書や有価証券届出書、大量保有報告書などの開示書類について、その提出から公衆縦覧等に至るまでの一連の手続を電子化することにより、提出者の事務負担の軽減、投資家等による企業情報等へのアクセスの公平・迅速化を図り、日本の証券市場の効率性を高めることを目的としています。
現在、EDINETを利用するユーザは、書類を提出する「開示書類等提出者」と提出された書類を閲覧する「閲覧者・縦覧者」に分類されます。また、対象となる書類は、金融商品取引法に規定する、企業内容等の開示に係る開示書類等、公開買付けに関する開示に係る開示書類等、株券等の大量保有の状況に関する開示に係る開示書類等となっています。
●開示書類等提出者の利用メリット
インターネットを使用するため、開示書類提出のために財務局等に出向く必要がなくなる(開示書類等提出者は「マスタユーザ」と「サブユーザ」に分類)。また、開示書類の印刷費用が削減されるなど、事務負担が軽減される。
●投資家(閲覧者・縦覧者)の利用メリット
提出された全ての開示書類は、インターネットを利用して閲覧できるため、企業情報への迅速かつ公平なアクセスが実現する。