日本産業標準調査会(JISC)
読み方: | にほんさんぎょうひょうじゅんちょうさかい |
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英語: | Japanese Industrial Standards Committee |
分類: | 役所 |
日本産業標準調査会は、「JISC」とも呼ばれ、産業標準化法第3条により、経済産業省に設置されている審議会をいいます。
旧名称は「日本工業標準調査会」で、2019年7月に改称され、現在、産業標準化法に基づいて産業標準化に関する調査・審議を行うほか、産業標準化の促進に関し、関係各大臣の諮問に応じて答申し、また関係各大臣に対し建議する役割を持ちます。
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日本産業標準調査会(JISC)の機能
日本産業標準調査会(JISC)は、JIS(日本産業規格)の制定や改正等に関する審議を行ったり、産業標準、JISマーク表示制度、試験所登録制度など、産業標準化の促進に関して関係各大臣への建議や諮問に応じて答申を行うなどの機能を有しています。
また、JISCのウェブサイトでは、JIS関連、TS/TR関連、国際標準化関連、JISマーク制度関連について、「データベース検索」を提供しています。
日本産業標準調査会(JISC)の組織
日本産業標準調査会(JISC)は、組織構成として、業務運営の基本的事項の企画等を行う「総会」、総会の下に「基本政策部会」、「標準第一部会」及び「標準第二部会」を設置すると共に、各部会の下にJISの審議などを行う技術専門委員会を設置しています。
その中でも、総会は最高議決機関として、産業政策や技術政策、通商政策などを踏まえた標準化政策のあり方について広く議論し、総合的なビジョン等を決定しています。
また、JISCは、国際標準化機構(ISO)および国際電気標準会議(IEC)に対する日本からの会員(代表機関)として、国際規格開発にも参加しています。