通貨政策
読み方: | つうかせいさく |
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英語: | Currency Policy |
分類: | 政策 |
通貨政策は、通貨供給量を適切に調節し、金融や貿易などの経済活動を制御することによって、経済の安定を図る政策をいいます。
金利や通貨供給量を調節することで物価の安定を図り、経済の動きを調整することから「金融政策」の一つとも言えますが、一方で自国通貨の価値を左右させる(他国との交易条件を変化させる)政策であるため、対外的に影響が非常に大きく、別個の政策と認識されることも多いです。
現在、世界の中で一番注目されているのは、基軸通貨の米ドルを持つ米国の通貨政策で、これが変更されると世界経済に多大の影響が及ぼされます。また、日本においては、政府(国)が通貨政策を担っており、財務省が外国為替及び外国貿易法(外為法)に基づいて、外国為替制度の運営に当たっています。