姻族

姻族は、本人または血族の婚姻によってつながる人々をいいます。

現在、日本では、法律上、一組の男女が合意に基づいて、婚姻届を提出し夫婦となる「婚姻」により、夫婦の一方と他方の血族は相互に姻族となります。また、自分と自分の血族の配偶者も同様で、夫側と妻側とに軽重の差はありません。

例えば、夫から見て妻方の父母・兄弟・姉妹等が、妻から見て夫方の父母・兄弟・姉妹等が姻族に当たります。

｜直系姻族｜
自己の配偶者の直系血族および自己の直系血族の配偶者。

｜傍系姻族｜
自己の配偶者の傍系血族および自己の傍系血族の配偶者。

なお、日本の民法では、6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族を「親族」としています。