ボーナス返済

ボーナス返済は、「ボーナス時加算」や「ボーナス時増額返済」とも呼ばれ、住宅ローンの返済において、毎月の返済分以外に年２回のボーナス月に一定額を加算して返済することをいいます。

現在、銀行等の金融機関では、ボーナス返済で返済できる分を、借入金額の40～50％以内に制限しているところが多く、またフラット３５では、ボーナス時加算の元金は借入金額の40％までとなっています。

一般にボーナス返済をすることで、毎月の家計に余裕を持たせたり、返済期間を短縮して総返済額（元金＋利息）を抑えたりすることができます。その一方で、毎月の返済額は軽減されるものの、その分だけボーナス時の負担が大きくなり、不景気などでボーナスが大きく減った時には注意が必要です。

◎年２回のボーナス月では、毎月返済額とボーナス時加算額の合計金額を返済することになり、通常月と比べて多く返済することになる。

◎ボーナスは、勤務している企業等の業績によって大きく変動することがあるので、あまりボーナス月の返済に頼りすぎない方がよい。