談合
読み方: | だんごう |
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分類: | 禁止行為 |
談合は、本来、話し合いや相談のことをいいます。これは、ニュースなどでは「談合行為」や「入札談合」のことを意味し、税金の無駄使いに繋がり、公序良俗に反するものとなっています。
入札談合とは、国や地方公共団体などの公共工事や物品の公共調達に関する入札の際に、それに参加する企業同士が事前に相談して、受注する企業や金額などを決めて競争を止めてしまうことをいい、不当な取引制限の一つとして法律で禁止されています。
現在、談合は、日本において、私法上は公序良俗違反で無効であり、また刑法上は談合罪(公の競売又は入札において、公正な価格を害し又は不正の利益を得る目的で談合する罪)として、刑法第96条の6第2項(公契約関係競売等妨害)の適用があり、懲役若しくは罰金に処せられます。