基礎年金番号
読み方: | きそねんきんばんごう |
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分類: | 年金制度 |
基礎年金番号は、日本において、国民年金や厚生年金保険、共済年金といった全ての公的年金制度で共通して使用する「1人に1つ与えられた年金番号」をいいます。
1997年1月から導入されたもので、基礎年金の被保険者(20歳以上)の年金に関する個人情報を一元管理するために、原則1人に一つずつ付与され、具体的には、10桁の番号(数字)で表され、「○○○○-○○○○○○」というように、4桁(課所符号)と6桁(一連番号)の組み合わせとなっています。
現在、日本年金機構では、基礎年金番号ごとに氏名や性別、生年月日、住所の4情報と年金の加入記録を管理しています。
◎基礎年金番号は、保険料滞納や加入漏れの防止、正確・確実な年金の支払いなどが目的となっている。
◎転職や退職などで加入する制度が変わったり、また年金を受けるようになっても番号が変わらないため、年金相談や年金支払がスムーズで確実に行える。