年金給付利率
読み方: | ねんきんきゅうふりりつ |
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分類: | 企業年金 |
年金給付利率は、企業年金制度において、給付額の算定に使用される利率をいいます。これは、退職者に支払う退職金等の給付原資(一時金等)を年金として分割払いする(年金額に換算する)際に付利する利率を指す場合が多く、「年金換算率」とも呼ばれます。
また、この他にも、退職時から支給開始時まで付利する場合の「据置利率」や、元利合計給付の場合の「付利率」など、給付額算定に関連するものに使われることがあります。
一般に年金額は、一時金等(年金原資)を年金現価率で割ることにより求められますが、年金給付利率は、その年金現価率の基礎となる利率となっており、通常、その利率が大きくなれば、支払われる年金額も大きくなります。