掛け金(掛金)
読み方: | かけきん |
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分類: | 掛金 |
掛け金(掛金)は、一般的には、定期的に積み立てたり、支払ったりするお金をいいます。これは、年金制度においては、制度から支払われる給付等の原資に充てるために制度へ払込む資金を指します。
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企業年金の掛金の種類
掛金は、企業年金では、年金制度から支払われる年金や一時金の給付に充てる原資として、事業主や従業員の負担により定期的に払い込まれる(拠出される)資金をいいます。
具体的には、標準掛金や補足掛金など年金財政で必要となる掛金のほか、制度の事業運営費用を賄う事務費掛金、加入者等の福利厚生費用に充てる福祉施設掛金などがあります。
企業年金の掛金の負担
企業年金において、掛金の負担は、以下のようになっています。
●厚生年金基金の掛金
事業主と加入者がそれぞれ半額を負担することが原則であるが、免除保険料を上回る部分の掛金については、事業主の負担割合を増すことができる。
●確定給付企業年金の掛金
事業主負担が原則であるが、政令で定める基準に従って規約に定めるところにより、加入者が掛金の一部を負担することができる。
●企業型確定拠出年金の掛金
事業主が負担(拠出)するが、マッチング拠出を導入している場合、加入者は事業主掛金の範囲内で拠出することができる。