標準掛金
標準掛金は、年金制度において、将来期間分の給付に要する費用に充てるための掛金をいいます。
掛金とは、一般的には、定期的に積み立てたり、支払ったりするお金をいい、また年金制度では、制度から支払われる給付等の原資に充てるために制度へ払込む資金をいいます。
◎標準掛金に対して、事業主が標準掛金額に追加して拠出するものを「補足掛金」と言い、「特別掛金」と「特例掛金」の二つに区分される。
◎厚生年金基金や確定給付企業年金では、掛金の額について、「標準掛金額」、「補足掛金額」、「その他の掛金の額」に区分して定められなければならないとされている。