手控え
手控えは、売買するだけの材料も特になく、相場環境が不透明なため、売買を見送って様子を見ている状況をいいます。
マーケット全般を対象にした用語で、主に相場の基調がさほど変わらない時に使われ、また市場において、買い方が買いを見送る場合を「買い手控え」、売り方が売りを見送る場合を「売り手控え」と言います。
<本用語の使用例>
・週末を前に積極的な売り買いが手控えられた
・ISM製造業景気指数の発表を前に手控え気分が強く買いが乏しい
・米国市場が休みとあって、海外投資家を中心に売り買いを手控えるムードが強い