循環物色
読み方: | じゅんかんぶっしょく |
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分類: | 商い |
循環物色は、投資対象として注目を集める業種や銘柄が次々に移り変わっていくような状況をいいます。
主に株式相場で使われる用語で、例えば、今は電機株が買われていて、次は機械株、その次は情報通信株といった具合に、次々に投資対象が入れ変わっていく状況を指します。
通常、このような状況になると、株式の商いが活発化して売却益が得やすく、また投資の回転が順調にいっていることが多いです。そして、この循環物色が一巡すると、当面の相場が一段落することが多いです。
<本用語の使用例>
・センチメントが良好で、循環物色が続いており、主力株の上値が重くても、材料株に資金をシフトしやすくなっている
・国内勢の決算対策等が一巡したことや連休の谷間で参加者はやや減少しているが、循環物色による底堅い動きが続いている