VIXタントラム
読み方: | ぶいあいえっくすたんとらむ |
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英語: | VIX tantrum |
分類: | 概念 |
VIXタントラム(VIX tantrum)は、相場の変動率の癇癪(大きな動揺)のような現象をいいます。
2018年2月に米金利上昇を背景に、VIX指数が一時50%台まで上昇し、世界中で株価が急落したことにより、国際通貨基金(IMF)が「テーパータントラム」になぞらえて名付けたものだそうです。
2000年代後半の世界金融危機が収束してから、2020年代前半のコロナ危機に至るまで、非常に長い間、大規模な金融緩和を背景に、相場(市場)のボラティリティ(変動率)は、概ね低位で安定してきました。
しかしながら、それもいつかは終わりが来ることから、ボラティリティの復活を警戒すると共に、高い市場の変動率に付随するリスクに順応する必要があります。