消費関連株

消費関連株は、「消費関連銘柄」とも呼ばれ、個人消費に左右される流通や小売り、サービスなどの業種の株式（銘柄）をいいます。これには、百貨店やスーパー、コンビニ、アパレル、食品、家電、レジャー、スポーツなどの銘柄（企業）が該当します。

一般に株式の投資対象の中で、消費関連株は、景気動向や消費者マインドがダイレクトに反映されるため、これらの株が堅調であると、株式市場も底堅いことが多いです。

◎消費者の購買意欲の向上や低下によって業績や株価が影響されるため、景気が良くなると収入の上昇を通じて購買（消費）意欲が高まり、株価が上昇する傾向がある。

◎季節要因（猛暑、厳冬他）やイベント要因（オリンピック、ワールドカップ他）にも影響を受けることがある。

なお、昨今では、新興国の経済発展や所得水準の向上を背景に、今後の消費の急拡大を見込んで、新興国を対象とした消費関連株に投資するファンドも多数設定されています。