GAFMA(ガフマ)

読み方: がふま
分類: 銘柄(IT企業群)

GAFMA(ガフマ)は、Google、Apple、Facebook、Microsoft、Amazon.comの5社の頭文字をつないだ造語(呼称)をいいます。

2012年頃から海外出版界で使われるようになった、出版業界に対する脅威とみなす米国の巨大IT企業の呼称で、元々は、IT業界や社会とは関係なく、出版業界に対する脅威として使われていました。

その後、時代の変遷の中で、個人データを集約して活用するプラットフォーマーとして他業界でも脅威となり、昨今では、GAFMAに代わって、マイクロソフトを除いた「GAFA(ガーファ)」が主に使われています。

●Google(グーグル)

検索エンジン「Google」、オンライン広告「Google 広告」、オンラインストレージ「Google ドライブ」、無料メール「Gmail」、オペレーティングシステム「Android」、スマートフォン「Google Pixel」、スマートディスプレイ「Google Nest」などを開発・提供。

●Apple(アップル)

「Mac」「iPhone」「iPad」「iPod」などのハードウェアや「macOS」「iOS」などのOS・アプリケーションの開発・提供のほか、ダウンロードサービス「App Store」や音楽配信サービス「Apple Music」、動画配信サービス「Apple TV+」なども提供。

●Facebook(フェイスブック)

現社名は「Meta」で、世界最大のSNS「Facebook(フェイスブック)」やメッセージアプリ「Messenger(メッセンジャー)」、写真共有SNS「Instagram(インスタグラム)」などを提供。

●Microsoft(マイクロソフト)

オペレーティングシステム「Windows」、クラウドサービス「Microsoft 365」 、コンピュータゲーム「Xbox」、タブレットPC「Surface」、クラウドコンピューティング「Microsoft Azure」などを開発・提供。

●Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)

世界最大のECサイト「Amazon」と世界最大のクラウドコンピューティングサービス「Amazon Web Services」が事業の二本柱。また、個人向けには、ECサイトに関連するものとして、電子書籍リーダー「Kindle」、タブレット「Fire」、スマートスピーカー「Echo」、動画配信「Prime Video」なども提供。

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