無額面株式
無額面株式は、「無額面株」とも呼ばれ、額面金額の定めがない株式をいいます。
額面株式に対する用語(概念)で、1950年の商法改正に際し、会社の資金調達を容易にするため、米国にならって採用されました。そして、その半世紀後、2001年の商法改正により額面株式が廃止され、以降、日本においては、額面・無額面の区別がなくなり、株式は全て無額面となりました。
ちなみに、その昔、株券が発行されていた当時は、券面額の記載がない代わりに、「発行株数○万株のうち△株」のように、その表章する株式数のみが記載されていました。