レジスタンスライン
【英語:Resistance Line、分類:チャート】
レジスタンスラインは、「上値抵抗線」とも呼ばれ、相場が上昇した時に、上げ止まる(その水準よりも上昇しない)と思われるポイント(価格帯)をいいます。これは、マーケット(市場)で売買する際の参考水準となるもので、通常、価格の上昇局面において、売り圧力が強い水準を指します。
現在、レジスタンスラインの算出方法は様々で、市場参加者は、投資スタイルやその時々の相場環境に応じて適切と思われるものを活用しています。
その中でも、チャート上で複数の高値(上値)を結んだ「トレンドライン」をレジスタンスラインとするのが代表的な手法として知られているほか、フィボナッチ数(黄金比)を用いてレジスタンスラインを算出したり、移動平均をレジスタンスラインとして活用したりすることもあります。
一般に市場参加者の多くは、レジスタンスラインを意識して日々取引を行っており、この水準を巡る攻防が市場における値動きの転換点となることが多いです。また、相場の買いエネルギーが強く、レジスタンスラインを上抜けした場合は、この水準が今後のサポートライン(下値支持線)として意識されることも多いです。