三役好転
【読み方:さんやくこうてん、分類:一目均衡表】
三役好転は、一目均衡表において、総合的に判断して、買いシグナルとなる状況をいいます。これは、以下の3つの条件が全て揃った場合を指し、テクニカル分析で「強い買いシグナル」と捉えられます。
(1)転換線>基準線:転換線が基準線を上回り、基準線は横ばい、もしくは上昇している。
(2)ローソク足>雲:遅行スパンが26日前の相場(価格)を上回る。
(3)遅行線>ローソク足:現在の相場(価格)が抵抗帯(雲)を上回る。
なお、一目均衡表とは、相場の方向性や転換点など、相場の状況を一目で分かるようにした分析手法で、3つの面(時間論・波動論・値幅観測論)からの分析を行うことにより、相場の均衡が崩れるタイミングや方向性、目標水準などを判断できます。