落札利回り

読み方: らくさつりまわり
分類: 入札

落札利回りは、「落札金利」とも呼ばれ、国債の入札(コンベンショナル方式)において、銀行や証券会社などの入札参加者が応札した利回りをいいます。

具体的には、以下のような計算式で算出され、入札参加者によって落札価格が異なるため、一番安い価格で落札した場合は「最高落札利回り」、一番高い価格で落札した場合は「最低落札利回り」、また落札した全入札参加者の平均は「平均落札利回り」となります。

落札利回り(%)=
〔{表面利率+(額面-落札価格)÷償還年数}÷落札価格〕×100

<コンベンショナル方式について>

入札参加者が購入債券価格(希望額)を提示し、入札価格の高い順に予定額に達するまで債券を応札するという仕組みになっており、自ら入札した価格で債券を取得するため、入札参加者の入札能力(市況判断力)が落札価格に直接反映されることになる。

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