金利スワップレート

読み方: きんりすわっぷれーと
分類: スワップ

金利スワップレートは、金融市場(マーケット)で取引されているプレーン・バニラ・スワップ(金利スワップ)の固定金利水準のことをいいます。これは、日本の円金利においては、「6ヶ月LIBOR」や「6ヶ月TIBOR」など代表的な変動金利と交換対象になる固定金利のことを指し、またマーケットの市場金利(長期金利)の一つの基準となっています。

なお、プレーン・バニラ・スワップとは、同一通貨の固定金利と変動金利との交換を行う「スワップ取引(金利スワップ)」をいい、銀行等の金融機関は、本取引を通じて、固定金利を調達しています。

金利スワップレートの位置づけ

金利スワップレートは、マーケットで取引される「金利スワップの水準」を示すだけでなく、金融機関の「固定金利による資金調達レートの水準」を示しており、現在、ローンや債券、デリバティブなどの金融の世界では、極めて重要かつ広く参照されている金利となっています。

・金融機関が固定金利をマーケットから調達する際の金利。

・長期貸出の基準金利として使用されることが多く、この金利に一定のスプレッドを加え、値決め(フィクシング)されることが多い。

・デリバティブ(金融派生商品)の価格は、短期金利のLIBOR(TIBOR)と長期金利のスワップレートで構成される「金利体系」に基づき算出される。

東京円金利スワップレートの概要

現在、円金利のスワップレートは、日本経済新聞社グループの金融情報サービス会社であるQUICKが算出し、「東京円金利スワップレート平均値」という名称で、マーケットに提供されています。

●算出対象

「対 LIBOR」と「対 TIBOR」のスワップレートで、固定金利、変動金利ともに半年払い。

|対 LIBORのスワップレート|
1年、18月、2年、3年、4年、5年、6年、7年、8年、9年、10年、12年、15年、20年、25年、30年、35年、40年

|対 TIBORのスワップレート|
1年、18月、2年、3年、4年、5年、6年、7年、8年、9年、10年

●算出方法

基準時刻において、各マーケットメーカーが提示したレートのうち、最低・最高それぞれ1社を除いたレートの単純平均。小数点以下第4桁目を四捨五入し、第3桁目までを公表。

●新聞掲載

日本経済新聞(朝刊)のマーケット総合に「円金利スワップレート(対LIBORと対TIBOR、半年利払い)」が掲載(年限は主要なもの)。