消費者信頼感指数
読み方: | しょうひしゃしんらいかんしすう |
---|---|
英語: | Consumer Confidence |
分類: | 米国 |
消費者信頼感指数(Consumer Confidence)は、アメリカ合衆国の民間経済研究所であるコンファレンスボード(全米産業審議委員会)が発表する、消費者のセンチメント(消費者マインド)を指数化した景気関連の経済指標をいいます。
目次:コンテンツ構成
消費者信頼感指数の概要
消費者信頼感指数は、1985年を100として、消費者マインドを指数化したものです。
5000人の消費者に対して、現状(経済、雇用)と6カ月後(経済、雇用、所得)の景況感についてアンケート調査を行い、現状の経済・雇用に関する2項目の平均を「現状指数」、先行きの経済・雇用・所得に関する3項目の平均(季節調整)を「期待指数」として、この5項目の平均値で発表されます。
<本指標の主なポイント>
・消費者マインドのインデックス(指数)化
・個人消費動向を把握する際に利用
・NYダウや米国債に対する相関性
消費者信頼感指数の活用方法
消費者信頼感指数は、調査対象が5000人と、同種の指数であるミシガン大学消費者信頼感指数の500人(確報値)の10倍と多いため、米国の現状の景況感を測る上で信頼性がより高いとされます。また、個人消費やGDPとの相関性が高いとされ、さらにNYダウや米国債との関連性も深く、これらに半年ほどの先行性を持つとされます。
一般に米国の消費者マインドのチェックについては、ミシガン大学消費者信頼感指数でトレンドを推測し、最終的にはコンファレンスボードの消費者信頼感指数で確認する形となります。
発表国 | アメリカ合衆国 |
---|---|
発表先 | コンファレンス・ボード(Conference Board) |
発表時期 | 毎月25日~月末 |
発表内容 | 前月のアンケート結果(消費者マインドの指数) |