ゲートキーパー

英語名: Gatekeeper
分類: 専門業者・サービス

ゲートキーパーは、金融においては、主として機関投資家向けに、プライベートエクイティ投資やオルタナティブ投資(ヘッジファンド他)などのアドバイスを行う専門家(専門業者)をいいます。これは、ヘッジファンド投資の仲介やファンド分析などの業務を行う以外に、ファンド・オブ・ファンズを運営することもあります(その場合は、各ヘッジファンドの分析・選別、最適な資産配分の決定や運用のモニタリング等を行う)。

一般にゲートキーパーは、日本ではあまり馴染みがありませんが、欧米の機関投資家の間では身近なものであり、よく利用が行われています。また、投資分野において、多くの情報を有するゲートキーパーを活用することで、情報劣位の状態での投資を回避することができます。なお、欧米では、ゲートキーパーがファンド・オブ・ファンズを組成して、様々なファンドに分散投資するのが一般的となっています。

ちなみに、本用語(Gatekeeper)は、本来は「門番、門衛」という意味で、現在、金融以外でも、以下のように広く使われています。

●行政におけるゲートキーパー

自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応を図ることができる人のことで、「命の門番」とも位置付けられる人を指す。

●経営におけるゲートキーパー

企業や事業組織の垣根を超えてコミュニケーションを図り、内部と外部を情報面からマッチングできる専門知識を持つ人を指す。

●IT分野におけるゲートキーパー

ネットワーク上でゲートウェイに対して、その機能を制御すること、またはそれを行うコンピュータを指す。