オーバーバンキング

英語名: Over banking
分類: 概念

オーバーバンキングは、間接金融サービスを営む、銀行などの預金取扱い金融機関の数が多過ぎることをいいます。これは、日本において、人口が大きく減少する中で、金融業界の一つの問題となっており、地銀の再編や地域金融機関(信金・信組・農協等)の統合などが不可欠と言われています。

現在、オーバーバンキングの具体的な定義については、金融機関数のほか、支店数・従業員数・経費水準等で見る場合や、経済規模との対比による貸出(間接金融)の規模、あるいは預貸率の低下(貸出量<預金量)等で見る場合など様々で、さらに公的金融のプレゼンスなども考慮する必要があるそうです。

一般にオーバーバンキングの問題については、どの程度オーバーしているのかといった客観的な目安や、社会的な認識(利用者の認識)が特に存在するわけではないとされています。また、その問題の中で、特に国内の貸出市場の競争状況(過当競争)に関連して、しばしば邦銀の低収益性がオーバーバンキングに起因するとの指摘もあります。