日経500種平均株価
読み方: | にっけい500しゅへいきんかぶか |
---|---|
英語: | Nikkei 500 Stock Average |
分類: | 株価指数(日本) |
日経500種平均株価は、「日経500種」や「日経500平均」とも呼ばれ、日本経済新聞社が算出・公表する、東京証券取引所のプライム市場に上場する500銘柄を対象に、日経平均株価と同じ「ダウ式平均」により算出する株価指数をいいます。
目次:コンテンツ構成
日経500平均の概要
日経500平均は、ダウ式平均により算出する修正平均株価で、日経平均の225銘柄に対して、対象銘柄数を500に拡大し、より広く市場実勢を反映させています。また、対象銘柄は固定せず、毎年全面的に見直すなどの特徴があります。
◎日経500平均の公表開始は1982年1月4日、1972年1月4日(同日の指数値は223.70)まで遡及計算。
◎日経500平均の500銘柄をベースとして、日経業種中分類(36種)による「業種別日経平均株価」も併せて算出。
日経500平均の銘柄管理
現在、日経500平均の銘柄管理は、以下のようになっています。
◎対象銘柄は、東証プライムに上場する銘柄(親株式、内国株)。ただし、ETF、REIT、優先出資証券、子会社連動配当株式などの普通株式以外を除く。
◎毎年4月初に、過去3年間の売買高、売買代金、時価総額をランキングした結果で、構成銘柄の定期見直しを実施する。また、選定過程において、前年の銘柄は参考にしない。
◎経営再編や経営破綻などで欠員が出る場合には「臨時入替」で銘柄補充し、500銘柄を維持する。
日経500平均の算出方法
現在、日経500平均の算出方法は、以下のようになっています。
◎旧額面制度を継承した「みなし額面」を各構成銘柄に設定し、この額面で換算した構成銘柄株価の合計金額を「除数」で割って算出する。
◎各構成銘柄の株価は、1.特別気配または連続約定気配、2.現在値、3.基準価格の優先順で採用する。
※修正が発生する事由や修正方法は、日経平均株価の場合と同じ。
※除数は、株価平均を算出する際に、市況変動によらない価格変動を調整し、連続性を維持するためのもの。