利食い

読み方: りぐい
分類: 運用損益

利食いは、資産運用において、ある銘柄ポジションの利益を確保(確定)することをいいます。

具体的には、株式取引(現物取引、信用取引)や債券取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引、CFD取引などにおいて、ある程度の含み益(評価益)が出ている時に、その利益を実現させて一つの取引を完了することを指します。

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利食いのポイント

利食いは、短期売買や中期投資の損益管理をする上で非常に重要なものであり、いかに「利食い」をうまくやるかは大きなカギとなります。これには、「ロング(買い)」と「ショート(売り)」の二つのケースがあり、買いに対する反対売りの利益確保を「利食い売り」と呼び、また売りに対する反対買いの利益確保を「利食いの買戻し」と呼びます。

◎含み益が出ている場合、利食いのターゲット(目標価格)を定めたり、逆に振れた場合に備えて逆指値注文で最低限の利益を確保したりするとよい。

◎逆指値は、含み益の状況によって適宜修正すると効果的で、トレーリングストップは便利である。

利食いに関する格言:利食い千人力

相場の有名な格言の一つに「利食い千人力」というものがあります。これは、”利食いは千人を味方につけたくらい価値がある”という意味で、具体的には、含み益に喜んでさらに利益を追うようなことはしないで、含み益がそれなりにある段階で、儲けを確定させるのが賢明だという教えになっています。

実際のところ、相場が予想通りに展開して含み益が出てくると、誰でも心が弾んで更なる欲が出てきますが、利益とは確定して初めて実現するものなので、利食いを確実に行うことが投資成功の基本となります(欲をかきすぎると、機会を逃すことが多い)。

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