一物五価

読み方: いちぶつごか
分類: 土地

一物五価は、日本の一つの土地に五つの異なった(違った)価格があることをいいます。これは、「実勢価格(時価)」、「公示価格(公示地価)」、「基準地価(都道府県基準地標準価格)」、「路線価(相続税評価額)」、「固定資産税評価額」の五つの価格を指します。

現在、日本において、土地の価格が一つでないのは、国や地方自治体、売主や買主などが、それぞれ違った視点や尺度から、土地の価値を評価(判定)しているからです。

●実勢価格(時価)

実際に取り引き(売買)される価格。

公示価格(公示地価)

地価公示法に基づいて、国土交通省が毎年公表する価格。

基準地価都道府県基準地標準価格

国土利用計画法に基づいて、都道府県知事が毎年公表する価格。

路線価(相続税評価額)

国税庁が毎年発表する、市街地などにおいて公衆が通行する道路(路線)に付けられた価格。

●固定資産税評価額

固定資産税などを賦課するための基準となる評価額。土地の固定資産税評価額は、公示価格の7割が目安。