マニュライフ(Manulife)
「Manulife(マニュライフ)」で知られる、マニュライフ・グループは、主にカナダ・米国・アジアを中心に事業を展開する、カナダに本拠を置く世界有数の大手金融サービスグループです。
現在、カナダおよびアジア地域では、「Manulife (マニュライフ)」をブランドとして、また米国では、主に「John Hancock(ジョン・ハンコック)」をブランドとして、保険や資産運用などの事業を展開しています。
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マニュライフ(Manulife)のグループ概要
マニュライフ(Manulife)は、1887年にカナダにおいて、「マニュファクチャラーズ・ライフ・インシュアランス・カンパニー(Manufacturers Life Insurance Company)」として、同国の国会制定法により創立されたのが始まりで、1971年に「マニュライフ(Manulife)」に変更されました。
2004年に全米有数の金融機関の一つである「ジョン・ハンコック(John Hancock)」と「マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーション(Manulife Financial Corporation)」との合併が完了し、今日のカナダ・米国・アジアを中心に事業を展開する「マニュライフ・グループ」が確立しました。
現在、グループの中核となるマニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションとその子会社の株式は、トロント証券取引所、ニューヨーク証券取引所、香港証券取引所、フィリピン証券取引所などに上場されています。
グループ | Manulife Financial |
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中核会社 | Manulife Financial Corporation |
本拠地 | カナダ(トロント) |
事業内容 | 生命保険等の保障商品や資産運用サービス |
マニュライフ(Manulife)の日本事業
マニュライフは、1901年に日本に支店(マニュファクチャラーズ生命)を開設し、事業を拡大していきましたが、第二次世界大戦により事業を継続できなくなり、1942年に撤退することになりました。
そして、長い時を経て、日本へ再参入し、1999年に「マニュライフ・センチュリー生命」を設立し、同年に経営破綻した「第百生命」より営業権を譲受し、2001年にその保険契約及び関連する資産と負債の包括移転を完了し、現社名の「マニュライフ生命」へ変更しました。
現在、マニュライフは、「マニュライフ生命」と「マニュライフ・インベストメント・マネジメント」と「マニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ」を日本で事業展開しています。
マニュライフ生命
1999年に設立された、マニュライフ・グループの日本での中核会社。個人と法人に対して、生命保険業を行っている。
マニュライフ・インベストメント・マネジメント
2004年に設立された、マニュライフ生命の100%出資子会社。主に有価証券等に関する投資助言業務および投資一任契約に係る業務、投資信託に係る業務を行なっている。
マニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ
2019年に設立された、マニュライフ生命の100%出資子会社。主に生命保険の募集に関する業務、損害保険代理業および金融商品仲介業を行なっている。