オリックス証券
オリックス証券は、かつて存在した、オリックスグループ100%出資の証券会社です。その歴史は古く、1953年に設立された茜証券が前身で、1995年にオリックス証券となり、2010年にマネックス証券と合併して「マネックス証券」となりました。
目次:コンテンツ構成
オリックス証券の会社概要
オリックス証券は、オリックスグループの証券会社でしたが、2010年にマネックス証券と合併して「マネックス証券」となりました。
<オリックスグループ>
銀行や生命保険、クレジット、リースなど多様な金融サービスを提供し、特にダイレクト取引に強みがある。
商号 | オリックス証券株式会社 〔ORIX Securities Corporation〕 |
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本店所在地 | 東京都中央区日本橋富沢町8-5 |
上場/非上場 | 非上場(親会社のオリックスは東証一部上場) |
設立-消滅 | 1953年-2010年 |
特色 | 多様な取扱商品 利便性の高い投資情報と投資ツール 選べる手数料コース |
オリックス証券の沿革(最後はマネックスと合併)
オリックス証券は、2000年代、ダイレクト系の証券会社として一世を風靡しましたが、2010年1月にマネックスグループ(金融持株会社)の完全子会社となり、同年5月にマネックス証券と合併して「マネックス証券」となりました。
一方で、親会社のオリックスについては、オリックス証券の株式交換に伴い、2010年にマネックスグループの筆頭株主になりましたが、2014年に静岡銀行に全株を売却しました。
・1953年:日本橋兜町に茜証券として設立
・1986年:オリエント・リース(現、オリックス)が同社に資本参加
・1995年:オリックス証券に社名変更
・1999年:オリックスオンラインサービスを開始
・2004年:外国為替保証金取引、先物・オプション取引の取扱いを開始
・2005年:中国株の取扱いを開始
・2006年:オリックスFX専用サイトをリリース
・2007年:オリックス・マーケットステーションのサービスを開始
・2008年:PTS取引、CFD取引を開始
・2009年:ジェット証券を吸収合併、2社のネット部門を吸収
・2010年:マネックス証券と合併
オリックス証券の商品・サービス(営業時)
オリックス証券は、営業当時、幅広い商品ラインナップ、多様な情報提供、低コストの取引手数料など、全体としてバランスが取れていました。
その中でも、同社に口座があれば、すぐに使える投資情報サービス「オリックス・マーケットプラス」は、リアルタイム株価、気配情報、マーケット情報、ランキング情報、ニュース、決算情報、信用情報、スクリーニング機能など、株式投資に必要な情報と機能を全て取り揃えた充実の情報サービスとなっていました。
オリックス証券の取扱商品(営業時)
オリックス証券は、営業当時、顧客の多様なニーズに応え、多様な金融商品を提供していました。
日本株 | 現物株式、信用取引 新規公開株式、立会外分売 、PTS取引 |
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海外株 | 中国株式 |
債券 | 国内債券、外国債券 |
ファンド | 上場投信(ETF、REIT) 投資信託(各種ファンド、MRF、MMF) |
その他 | 株価指数先物・オプション取引 外国為替証拠金取引(オリックスFX) CFD取引(オリックスCFD) 証券担保ローン 保険商品 |
オリックス証券の提供サービス(営業時)
オリックス証券は、営業当時、顧客の視点から考えた、多様なサービスを提供していました。
注目サービス | オリックス・マーケットプラス(無料投資情報) オリックス・マーケットステーション どこでもトレーダープPro どこトレポケット QUICKリサーチネット 会社四季報 メールサービス 他 |
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