SBIイコール・クレジット

SBIイコール・クレジットは、2004年に設立された、SBIグループの「個人向け無担保ローン」と「経営者向け事業者ローン」を提供する会社です。その後、事業内容の変更を行い、2010年にクレジットカード事業を展開しているSBIカードと合併し、消滅しました。

目次：コンテンツ構成

• SBIイコール・クレジットの会社概要（消滅）
• SBIイコール・クレジットのローン事業（終了）

SBIイコール・クレジットの会社概要（消滅）

SBIイコール・クレジットは、SBIホールディングスの連結子会社で、SBIグループにおいてファイナンシャルサービス事業に属していましたが、2010年1月にSBIカードと合併し、消滅しました。

その後、会社分割を経て、旧会社の貸出分の回収等の残務処理会社として、同じ商号で復活しましたが、対象となる残務処理を終了後、消滅しました。

2004年から2008年まで（当初事業）

SBIイコール・クレジットは、2004年から2008年まで、「全てのお客様に公平なお借入れの機会を提供する」をビジョンに、SBIグループが有するインターネットファイナンスに関するノウハウと、業界最高水準の金融プロフェッショナルが最先端の金融ノウハウを持ち寄り、画期的な新世代のインターネットキャッシングサービス「インターネット完結型ローン」を実現しました。

2008年から2010年まで（事業転換・合併）

SBIイコール・クレジットは、2008年11月をもって、新規顧客向け貸付を停止する一方で、グループ会社である住信SBIネット銀行に対する保証業務を新たに開始し、事業内容の変更を行いました。

この保証業務の開始および新規貸付停止の決定は、同社の事業全体の戦略的見直しの一環であり、消費者金融市場全体における大幅な環境の変化に対応したものでした（消費者金融事業を見直し、経営資源を保証業務に投下することで更なる業容拡大を目指した）。

その後、同社は、2010年1月12日付で、クレジットカード事業を展開しているSBIカードと合併し、消滅しました。

2012年に同じ社名で復活後、消滅

合併後の会社（SBIカード）において、2012年7月1日付で会社分割が行われ、クレジットカード事業以外の業務が分割会社の「SBIイコール・クレジット（昔と同じ商号の会社）」に引き継がれました。

また、2013年12月2日付で「SBI PROC」に商号変更された上で、同日付で新設分割手続が行われ、当該手続によって新たに設立された「SBIイコール・クレジット（商号は従前どおり）」が消費者金融事業に関する権利義務の一切を承継しました。

そして、過去に貸し付けたローン債権の回収等の残務処理業務を行って、全ての業務終了後、消滅しました。

SBIイコール・クレジットのローン事業（終了）

SBIイコール・クレジットは、その昔、以下の商品とサービスを提供していましたが、2009年4月に東京都へ貸金業の休止の届け出をしたことで、全ての貸付業務を停止しました。これにより、既存客への新規貸出は終了し、ローンの契約期間が経過した時点で、商品とサービスは終了することになりました。