アットローン（@LOAN）

アットローン（@LOAN）は、2000年から2011年まで存在した、パーソナルローン会社（消費者金融会社）です。

営業当時、三井住友銀行グループの個人向けローン業務等を行う消費者金会社で、またプロミス（現・SMBCコンシューマーファイナンス）の連結子会社でしたが、2011年4月にプロミスに吸収合併され、消滅しました。

目次：コンテンツ構成

• アットローンの会社概要（消滅）
• アットローンの商品概要（営業時）

アットローンの会社概要（消滅）

アットローンは、2000年1月に、さくら銀行（現：三井住友銀行）、日本生命、三洋信販、エーエムピーエムジャパンなどによって「さくらローンパートナー」として設立され、同年9月から「@LOAN」としてパーソナルローン（カードローン）事業を開始し、2001年に「アットローン」に社名変更しました。

消費者金融業界において、アットローンは、銀行系の会社として先駆者で、その出資構成は、最終的にはプロミスが50.0001％、三井住友銀行が49.9999％となっていました。その後、2005年にプロミスが三井住友フィナンシャルグループと広範な業務提携および資本提携（三井住友銀行がプロミスに20％超出資）を行ったことにより、3社間の協業体制（三井住友銀行の支店やATMコーナーにローン契約機の設置など）が進みました。

しかしながら、そんな同社も、2010年の貸金業法改正等の完全施行により、コンシューマーファイナンス事業を取り巻く事業環境が大きく悪化していく中で、三井住友銀行グループのカスケード事業の大幅な見直しにより、2011年4月1日付でプロミス（現・SMBCコンシューマーファイナンス）に吸収合併され、その歴史を閉じました。

※プロミスは、2012年7月1日に「SMBCコンシューマーファイナンス」に社名変更。

アットローンの商品概要（営業時）

アットローンは、2000年から2011年まで、個人向けカードローンを提供していました。