CFPS
読み方: | しーえふぴーえす |
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英語: | Cash Flow Per Share |
分類: | 財務分析 |
CFPSは、"Cash Flow Per Share"の略で、日本語では「一株当たりキャッシュフロー」と呼ばれ、一株当りいくらのキャッシュフローを生み出したのかを示す財務指標をいいます。
簡易キャッシュフローを発行済株式数で割ったもので、その企業が事業活動において、キャッシュフローに裏打ちされた利益を上げられているのかを見るのに使われ、この値が大きいほど好ましいとされます。
一般に簡易キャッシュフローとは、当期純利益(税引後利益)に、利益から差し引かれた減価償却費を再び加えた金額をいい、通常、減価償却方法の異なる企業の収益力を比較可能にし、企業の現金を生み出す力を示すものとして利用されています。
なお、CFPSに対して、企業の一株当たりの利益額から収益性を見る指標で、当期純利益を発行済株式数で割ったものを「EPS(一株当たり利益)」と言います。