ボトムライン

読み方: Bottom Line
分類: 財務諸表/損益計算書

ボトムライン(Bottom Line)は、意外と広く使われる用語で、企業の財務的評価では、損益計算書(P/L)の最終行(一番下の項目)の「最終損益」をいいます。

P/Lの最上行(一番上の項目)の売上高(営業収益)をいう「トップライン(Top Line)」に対する用語で、企業活動の経済的側面の最終結果である「当期純利益」または「当期純損失」のことを指します。

また、本用語(ボトムライン)は、商取引(ビジネス)では、値引きできるギリギリの値段(価格)をいったり、また資産運用では、テクニカル分析(チャート)において、「サポートライン(下値支持線)」と同義で使われたりすることもあります。

ちなみに、企業の社会的責任(CSR)では、企業活動を持続的発展の観点から、経済的側面だけでなく、環境的側面と社会的側面からも総合的に評価する考え方のことを「トリプルボトムライン(Triple Bottom Lines)」と言います。

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