DPS
読み方: | でぃーぴーえす |
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英語: | Dividend Per Share |
分類: | 財務分析 |
DPSは、「Dividend Per Share」の略で、一株当たり配当金のことをいいます。
各決算期の後に株主総会で決議される一株当たりの現金配当の額(合併交付金、株式移転交付金、株式交換交付金を含む)を指し、具体的には、支払済みの年間配当金を発行済株式数で割ったものとなっています。
一般にDPSは、株主に還元される「一株当たりの年間配当額」であり、企業が当期純利益から配当金をどの程度支払っているのかを示す「配当性向=(DPS÷EPS)×100」や、株価に対する配当金の割合を示す「配当利回り=(DPS÷株価)×100」などの計算にも使われます。
ちなみに、本用語(DPS)は、上記以外に、放射能用語の「Disintegrations Per Second」、ゲーム用語の「Damage Per Second」、物流用語の「Digital Picking System」、船舶用語の「Dynamic Positioning System」など、様々な略としても用いられています。