K18（18金）

K18は、「18金」のことで、純度が75.0％の「金（Gold）」をいいます。

金（Gold）とは、貴金属の一つで、その美しい輝きから「国境を越える通貨」や「永遠不滅の資産」などと言われ、通貨的価値と希少的価値の２つを有します。

目次：コンテンツ構成

• 純金と18金の違いについて
• 金の装飾品について
• K18（18金）の種類について

純金と18金の違いについて

金（Gold）は、その純度によって、全体に占める金の含有率が「24分率」で表わされ、純金（K24）は「24/24（純度99.9％）」なのに対して、18金（K18）は「18/24（純度75.0％）」となります。

金の装飾品について

金は、本来、柔らかい物質であるため、純金では「装飾品（宝飾品、ジュエリー）」として使うことは適当ではありません。そのため、ほとんどの場合、別の金属との合金によって装飾品が作られ、その際の金の純度はK18やK14が多いです。

K18（18金）の種類について

K18（18金）は、混合する金属の種類や配合率によって色が大きく変わり、一般的なものとしては以下の３つがあります。

●K18ホワイトゴールド（K18 WG）

金75％、銀15％、ニッケルまたはパラジウム10％が一般的で、黄色と白の中間色に近い金色である。国産は、ほとんどがパラジウム割で、プラチナの代用品として装飾品によく用いられている。

●K18ピンクゴールド（K18 PG）

金75％、銀10％、銅15％が一般的で、ややピンク色を帯びた金色である。

●K18イエローゴールド（K18 YG）

金75％、銀15％、銅10％が一般的で、イメージ的に認知されている金色に近い。