円建債券

円建債券は、「円貨建て債券」や「円債」とも呼ばれ、利払いと償還が日本円（円貨）で行われる債券をいいます。

その種類には、日本の国（政府）や地方公共団体などが財源等を賄うために発行する国債・地方債・特別債（政府関係機関債）、日本企業が発行する社債、海外の発行体（非居住者）が日本の投資家を対象に日本国内市場で円建てで発行するサムライ債などがあります。

一般に円建債券は、円建てのため、為替相場（為替変動）の影響は受けませんが、一方で発行体によって信用リスクは大きく異なるので、投資の際には格付け等のチェックは必要です。

なお、取引にあたっては、金融商品取引法第37条の3の規定により、「円貨建て債券の契約締結前交付書面」が交付されます。