外国為替手数料(為替手数料)
読み方: | がいこくかわせてすうりょう |
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分類: | 外国為替取引 |
外国為替手数料(為替手数料)は、「為替コスト」とも呼ばれ、外貨を金融機関と売買する際にかかるコストをいいます。
通貨の交換の際に支払う手数料で、具体的には、外貨現金や外貨預金、外貨MMF、外国債、外国投信、外国株、外国為替証拠金取引(FX)などにおいて、円貨から外貨または外貨から円貨、および外貨から外貨に替える際に必ず発生します。
一般に為替手数料は、取引する投資対象によって大きく異なり、FXが一番小さくなっているのに対して、一番身近な外貨預金は金融機関によって違いはありますが、全体として非常に大きいです。また、外貨MMFや外国債、外国株などの取引において、証券会社の為替手数料も結構大きいのでご注意ください。
◎銀行等においては、内国為替を対象とした手数料を「為替手数料(内国為替手数料)」、外国為替を対象とした手数料を「外国為替手数料」としているところもある。
◎外貨預金では、TTBとTTM、TTSとTTMの差をいい、「片道○○銭」といった具合に表示する。
◎外貨投資の収益を考える際には、為替手数料を考慮して「利回り計算」をする必要があり、また為替手数料の水準も金融機関によって違い(差)があるため、その高安も考慮して取引する必要がある。